新・住職の主張
葬儀いろいろ

導師用土産
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導師用土産
・先月の我孫子の葬儀で、喪主から「お荷物になるでしょうけど、お受け取りください。お菓子です。」と、大きな紙袋を渡されました。
私にとって初めてのことだったので、一瞬戸惑ったけれど、遠くから出向いたお礼に遺族が特別に用意してくれたと判断し、せっかくのものを断っては失礼になると思い受け取りました。
ただし後で、この判断は甘かったことが分かりました。
先日遺族から渡された葬儀明細書には、「導師用土産」の項目があり、5,000円とバッチリと書かれていたからです。

蓮台寺では、檀徒の葬儀を担当する葬儀社は蓮台寺方式を熟知している4社(門松葬祭、イヨダ、小田原セレモニーホール、小田原市民葬祭)に限られているので、「導師用土産」なんてふざけた無駄はあり得ないことです。
しかし昨日、この地域の葬儀事情に詳しい人から聞いたところでは、他の葬儀社では、この「導師用土産」は常態化していて、しかももっと高額なものを用意することがあるそうです。

このふざけた無駄は、誰が、何時始めたかは知りませんが、それが一部で蔓延しているとすれば、その周辺にはそうなる土壌があったからです。
これによって笑うのは葬儀社と住職、泣くのは遺族で、葬儀業界一部における「なれあい構図」がこういうところにも現れています。