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サンサン葬儀

はじめに
なぜ今、自宅葬か
サンサン葬儀の特徴
サンサン葬儀第1号
サンサン葬儀第2号
サンサン葬儀第3号
サンサン葬儀第4号 
2/27追加
サンサン葬儀第5号 
3/17追加
















はじめに
・サンサン葬儀は、33万円で施行する燦燦たる(良質という意)葬儀のことで、蓮台寺が25年前に始めた葬儀改革がたどり着いた究極の葬儀です。
この呼称には、価格的にも内容的にも優れた葬儀という意味が込められていて、令和4年の最初の葬儀から実施されています。

サンサン葬儀の基礎になっているのは、長年施行されてきた檀徒のための本堂葬儀ですが、これと同価格、同品質の自宅葬を行えば、檀徒でない方にも適用できると考え、令和4年から自宅葬にも力を注ぐことにしました。

次項の「なぜ今、自宅葬か」で述べるように現在、葬儀は変革期に入っていて、人々は新しい葬儀を求めています。
それに対するひとつの提案がサンサン葬儀で、これを多くの人に知っていただこうと、このコーナーは設けられました。
ここでは、施行する全ての葬儀の明細を順次公表し、サンサン葬儀の良き実態を知っていただきます。
これらをご覧になり、私達の試みに賛同された方は、是非とも周囲にもお伝えいただきたいと思います。
それによって、このサンサン葬儀が蓮台寺の枠を超えて広がって、この地の葬儀不幸が少しでも減ってくれたらというのが私達の願いです。

グループ・サンサン葬儀代表
蓮台寺住職 吉川晃
なぜ今、自宅葬か
・葬儀会館がなかった40年前の国府津地区では、全ての葬儀が自宅で行われました。
当時の葬儀は、必ず祭壇が持ち込まれたので、タンスなどの家具を移動しなければならず、準備が大変でした。
それに、参列者も多かったので、車社会に突入してからは、そのスペースの確保に苦労しました。
だから、葬儀会館が出来てからは、あっという間に自宅葬はなくなり、葬儀と言えば会館で行うのが当たり前になってきました。
そして今では、自宅葬の話をすると、当時を知っている人は、自宅での葬儀などもうこりごりと言うばかりです。

しかし現在の葬儀状況は一変しています。
葬儀の小規模化が進み、参列者は家族だけの少人数という葬儀が圧倒的に増えています。
蓮台寺を例に取れば、令和3年には27件の葬儀がありましたが、通夜式を行った家は1軒もなく、殆ど全てが親族のみの10人前後の家族葬でした。

こういう状況から、自宅葬が見直される必要が出てきたというのが私の考えです。
1つは、会館葬儀の高騰化です。
参列者が減れば、それに伴って、返礼品、供花、食事の数が減り、そのマージンを収入源にしていた葬儀社にとっては大きな痛手です。
それを埋めるには、施行費を高くせざるを得なくなっているのです。
最近近くの会館で行った檀徒の葬儀を例に取れば、最低ランクの葬儀でしたが、本堂葬儀の倍以上の費用(70万円)がかかっています。
内容は本堂葬儀に及ばなくても高価格なのは、会館を維持するには必要なのでしょう。
しかし、私達のグループが自宅葬を行えば、本堂葬儀と同じく、会館葬儀の半値以下で施行出来ます。

もう1つの理由は、昔と違って自宅葬が可能な状況になっていることです。
今の自宅葬は、祭壇を持ち込まず、棺を収めるスペースさえあれば、その場所に応じた祭壇をセットします。
参列者も、親族だけの少人数ならば、たとえ狭くても、不平が出るはずもないので、自宅葬は十分に可能と私達は自信を持っています。

最近行った自宅葬では、出棺の際に、ご近所全員と思われる大勢の人たちが見送ってくれました。
昔懐かしい自宅葬ならではの良き光景でした。
サンサン葬儀の特徴
・サンサン葬儀の基本は1日葬で、以下にその内容を記します。

1.本堂葬儀でも自宅葬でも、葬儀内容は同じで、葬儀に必要な項目がセットになっていて施行費は33万円です。

2.標準施行行程
  病院→
  本堂又は自宅→
  湯潅の儀。納棺→
  葬儀式→
  火葬→
  納骨

3.セットに含まれるもの
 棺<布棺>
 骨壺<白7寸>
 寝台車<20キロまで>1回分
 枕飾り一式
 自宅後飾り一式
 ドライアイス<3日分>
 火葬場手続き代行
 遺影写真
 お別れ花
 火葬場花束
 白木位牌
 焼香用品
 受付セット
 運営スタッフ
 霊柩車(バン型)

4.多くの会館葬儀にはランク付けがあって、見栄で最低ランクを選びにくくなっていて、殆どの遺族は費用がかかる上位のランクにしてしまう仕組みになっています。
それに対してサンサン葬儀にはランクはなく、充分に納得してもらえる一種類しかないので見栄を張る必要は無くて安心です。

5.標準施行に追加されるとしたら次の3点です。
・走行距離が20kmを超えた場合の追加搬送費(1km当たり500円)
・搬送が⒉回になった場合の追加搬送費(22000円)
・マイクロバス代(35200円)

他にも、ご遺体の状態によって処置費用がかかる場合がありますが、よく説明して納得してただいてから行いますのでご安心ください。

6.今の葬儀業界では、返礼品、供花、食事については、一旦葬儀社が業者から買い取り、マージンを付けて遺族に販売しています。
サンサン葬儀ではこの仕組みを止めて、業者が直接遺族に販売するように変えました。
それによって、例えば返礼品の場合は従来の2割引で遺族の手に入るようになっています。
ただし、仲介については今まで通り、葬儀社が無償で行いますので安心です。
サンサン葬儀第1号
・令和4年1月4日に行った本堂葬儀の明細です。
○施行費
サンサン葬儀セット料金 330,000
追加搬送料<自宅~寺> 22,000
小田原市斎場使用料 12,000
マイクロバス<寺~小田原市斎場~寺> 35,200
お弁当<火葬場での食事>1,620円×27 43,740
返礼品 <2,700円の商品2割引×45> 97,200
   合計 540,140
注釈
1.この家は檀徒でなく、蓮台寺の方針を知らなかったために、第1報は葬儀社に行いました。
ただし、直後に寺に連絡があったので、まだ間に合うと判断した私はそれをキャンセルさせて搬送段階から本堂葬儀に切り替えました。
その方が遺族にとってはるかに有利と分かっていたからです。
結果的に、大いに感謝されました。
2.この家は、ご遺体を病院からご自宅に安置し、本堂で葬儀を行ったので、追加搬送費が発生した、数少ないケースです。
3.返礼品は税抜き2500円の品が選ばれました。この品は食料品だったので、消費税は8%で通常価格は2700円でしたが、サンサン葬儀はマージンを取らないので、2割引になっています。
4.供花については、従来型の籠花でなく、葬家がホームセンターで購入した鉢花を飾りました。
この中には、故人のひ孫さんがお母さんと一緒に植えた寄せ植えも入っていて、葬儀後は思い出に持ち帰られました。
サンサン葬儀第2号
・令和4年1月7日に行った本堂葬儀の明細です。
○施行費
サンサン葬儀セット料金 330,000
処置料 22,000
小田原市斎場使用料 12,000
合計 364,000
注釈
1.この方は自宅で急死され警察案件になったために、ご遺体が返された後に特別の処置が必要になりました。
処置料はそのための料金です。
2.ごく親しい親族7人だけの葬儀だったので返礼品は用意されませんでした。
また、午後の葬儀だったので、食事も用意されませんでした。
サンサン葬儀第3号
・令和4年1月9日に行った自宅葬の明細です。
○施行費
サンサン葬儀セット料金 330,000
小田原市斎場使用料 12,000
合計 342,000

注釈
1.この家には、故人の作品を展示する16畳ほどの画廊があったので、そこを式場にしました。
2.14人の親族が参列しましたが、その分の椅子は、スタッフが本堂から運びました。
また、忌中払いに使用するテーブルも同じくスタッフが寺から運びました。
なお、椅子とテーブルの返却は、翌日遺族が行いました。
3.返礼品と食事はスタッフを通さずに喪主自らが調達したので、データはありません。
4.ともかく、施行費は33万円ぴったりで収まりました。
5.出棺時には近所の方が大勢見送ってくれました。
昔懐かしい良き光景でした。
サンサン葬儀第4号
・令和4年2月23日に行った本堂葬儀の明細です。
○施行費
サンサン葬儀セット料金 330,000
処置料 22,000
小田原市斎場使用料 12,000
マイクロバス<自宅~小田原市斎場~寺~自宅> 45,100
 鉢花2個<本堂飾り用> 8,000
お弁当<火葬場での食事>
864円×30
25,920
返礼品 <2,700円の商品2割引×80> 172,800
   合計 615,820
注釈
1.この家は檀徒の親戚で、檀徒からの第1報を受け、私が葬儀社を選んだので、高額葬儀にならずに済みました。
2.自宅で急死され、警察案件になったために、遺体処置料が発生しました。
3.出棺は自宅からで、火葬後に本堂で葬儀式を行いました。
マイクロバス代金が標準より増えているのは、寺~自宅への行程が追加されたためです。
4.返礼品は税込み2700円の品が選ばれましたが、サンサン葬儀はマージンを取らないので、2割引になっています。
5.供花については、従来型の籠花でなく、今回も葬家が独自に購入した鉢花を飾りました。
6.なおこの家は、ロッカー式墓地を希望したので、墓地契約料(15万円)と寺への布施(9万円)が明確になっていて、上記の葬儀施行費に加えた総費用は、
 855,820円
になります。
他の葬儀社では、返礼品代と食事代を別にしても、これ以上の葬儀代金がかかるご時世なので、墓地代金と寺の布施を含めてもこの金額で済むのは、サンサン葬儀だからこその破格なのです。
サンサン葬儀第5号
・令和4年3月10日に行った本堂葬儀の明細です。
○施行費
サンサン葬儀セット料金 330,000
小田原市斎場使用料 12,000
 鉢花2個   6,600
 お弁当<火葬場での食事>
1100円×5
 5,500
合計 354,100

注釈
1.列席者3人の小規模葬儀でした。
2.本堂葬儀では、必ず妻も読経します。お弁当が5個なのは、私たちの分も用意してくれたからです。
3.今回から、以下の見積書を打ち合わせに参加する全員に配って記入してもらうことにしました。
こうしたのは、一つには、見積書に書かれていない項目は請求されないという安心感を持ってもらえること、もう一つは、他にサンサン葬儀をデータ付で広めてもらえると考えたからです。
ちなみに、今回の葬儀の数字を緑色で記入してみました。

   ○○家見積書       令和4年3月10日

 

項目

金額

セット料金

  330000

火葬料金

    12000 

 追加距離500×(  0  )km


      0

追加搬送代(22000円)


      0

ドライアイス追加

 (11000×)

 


           

特別処置費  注1


       0

マイクロバス


       

 食事代1100 ×  5   


     5500

返礼品(  × 0 )×0.8注2


       

その鉢花など)


     6600

布施


    90000

合計


   444100
注1検死などの警察案件の場合に生じる費用です。
注2返礼品は業者から遺族に直接販売するようにして、マージンを無くしたので、従来の2割引です。」