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2021年3月10日(水)
・明日、葬儀があります。
旧墓地で、広さは1.5坪です。
葬儀料は24万円で、年間管理料は
11,600円です。
昨日私は、喪主に次の提案をしました。
・ロッカー式墓地に移る事が可能である。
・ロッカー式ならば、葬儀料は9万円で、年間管理料は5千円になる。
・移るつもりならば、今の墓地の墓終いの費用は全額寺が負担する。

これからは、1坪以上の墓地の場合は同様の提案をしていくつもりです。
もし同意が得られた場合、墓地の跡地には墓を作らずに、花壇にして皆で楽しむつもりです。
2021年3月9日(火)
・5日から昨日までの4日間で、5件の法事と1件の葬儀があり、さすがに疲れて書くのを休んでしまいました。

5件のうちの1件は三回忌法要で、この家の葬儀が蓮台寺にとって、初めて、返礼品と供花を葬儀社を通さずに直接業者から購入しました。
業界に詳しい知り合いから、その方が安く済むと教えられたそうです。

私はこのことがきっかけで、今後本堂葬儀では、返礼品と供花は葬儀社を介さない方式にすることにし、担当の葬儀社2社の了解も取り付けました。
これはある意味で画期的なことです。

従来は返礼品も供花も、一旦葬儀社が買い取って、それに約3割のマージンを付けて遺族に売っていたのです。
このことは私でさえつい最近知ったことなので、一般には全く知られていないたはずです。
だからこそ、20年以上の蓮台寺葬儀で、今回が初めてのケースになったのだと思います。

私は、これはおかしな事だと思います。
私でなくとも誰しもがそう思うはずです。
明らかに、これは葬儀業界の堕落です。
遺族を食い物にしているからです。
今回の試みは、長年、これを当然としてきた業界に、変化を強いることになります。
だが果たして、彼らは変われるのか、変われないのか、変われた者のみが生き残れると私は思っています。
2021年3月4日(木)
・先日行った葬儀の家は、墓の後継者がいなくなるので、喪主を務めた親類に次の提案を行いました。
1.2坪の旧墓地は墓終いにする。
その費用は全額寺が負担する。
2.新しい遺骨はロッカー式墓地に納骨し、一定期間を経た後に一諸堂に合祀する。
3.この条件を受け入れた場合、葬儀料は9万円にする。

そして今日、この条件でお願いしますとの連絡がありました。
旧墓地は、墓石は撤去するけれども、当分の間は花壇にしておくつもりです。
2021年3月3日(水)
・今日、満中陰忌法要がありました。
私が入院中に葬儀があった家です。
列席者は、亡くなった方の奥さんと娘さんの2人だけでした。
卒塔婆無し、供物無し、供花無しの法事でした。
でも、妻とご家族が和気藹々と語り合っていた良い法事でした。
きっと、葬儀も良かったのでしょう。
理想的な法事の1つだと思います。
2021年3月2日(火)
・救急搬送された時点で、私の体は自前でインシュリンを供給できなくなり、今は注射に頼っています。
こうなると、食事の内容を厳格に守らなければ生きていけなくなります。
いい加減だと、注入したインシュリンが悪さをもたらすことがあるからです。
特に気をつけなければならないのは、ご飯やパンなどの主食のカロリーです。
私の場合は一日の総カロリーが1600kcalとなっていて、主食部分は、ご飯にしろパンにしろ、毎食240kcalを守っています。

ところで、血糖値は一日4回計っていて、最近、ご飯を食べたときよりもパンを食べたときの方が血糖値が下がることに気がつきました。
調べたところ、直ぐに理由が分かりました。
同じカロリー量でも、ご飯の方がパンよりも約20%糖分を多く含んでいるのです。
これは、病院の栄養士には教わらなかったことで、こういう新発見があることが新しい生活の楽しみになっています。
2021年3月1日(月)
・入檀が一番多い年には46軒もあったけれど、昨年からはやっと年10軒になるくらいのペースに鈍化しています。
これは一時的なものではなく、これからは更に減ると思われます。
理由は、墓地に対する考えが様変わりしていると思うからです。
蓮台寺内で、旧来の墓地からロッカー式墓地に墓換えする家が出てきているのがその表れで、墓に対する意識がどんどん軽くなってきているように見えます。

人が亡くなれば、必ず葬儀をせざるを得ないし、納骨も行わなければなりませんが、今やその両方がどんどん簡素化の方向に向かっています。
葬儀については、火葬式が増え続け、納骨についてもイオンの墓が代表するように、格安な料金で永代供養してくれるシステムが成長してきています。
それで良いと割り切れば、ロッカー式墓地さえ負担がかかりすぎます。

蓮台寺は、「入檀し易く 離檀し易い寺」であることを謳っています。
だから数年後は、入檀よりも離檀の方が多くなる事だってありえます。
そうならないように、「蓮台寺の檀徒でいて良かった」と思ってもらえるような寺に、更に磨き上げることが大事だと思います。