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2021年2月28日(日)
・今日、他寺を墓終いし、ロッカー式墓地を決めた家があります。
東向きの蓮祐の墓Ⅴと南向きの蓮祐の墓Ⅵを案内したら、迷うことなく蓮祐の墓Ⅴを選びました。
理由は「お参りするときに西方浄土向きだから。」だそうです。
今までに多くの人が日当たりが良いという理由で南向きを選んできました。
墓の向きはどうでも良いという考えの私ですが、どちらに軍配を上げるかと問われれば、西方浄土向きの方が私の好みです。
2021年2月27日(土)
・今日、ゴム手袋を注文しました。
今の私にとって、リハビリには、蓮の植え替えが丁度よいと思ったからです。
使う土は、炭入り培養土です。
去年使って、よく咲いた土です。
肥料が効いて欲しいのは5月になってからなので、今の植え替えはちょっと早すぎて肥料切れになる恐れがあるけれど、これも実験だと思ってやることにしました。
1日1鉢、小さい鉢を選んで、ゴム手袋が届く、来週の水曜日から始めます。
これが、良いリハビリになると良いのですが。

2021年2月26日(金)
・今日は一日中、杖なしで過ごせました。
入院中はずいぶんリハビリのことを言われましたが、もし、リハビリの目的が補助なしで歩けるようになることなら、私の場合、リハビリせずにリハビリが済んだことになります。
勿論、入院前の動きとはほど遠いですが、普通に生活していれば、元に戻る予感がします。
入院中、私の体は動かなくなり、大小便は看護師任せ、その後は車椅子、次は歩行器と次第に回復しました。
その間にリハビリを受けましたが、辛いリハビリも、翌日は軽々とこなせることが何度もありました。
短時間のリハビリで、直ぐに効果が現れるとは考えにくいので、翌日軽々と出来るようになったのは、自然治癒のおかげと思っています。
退院直後は歩行器なしでは歩けなかったものが、普通の生活をしているだけで、歩けるようになったのは、私の場合には、普通の生活をするのが、最も効果的なリハビリだったと思います。
多分これには、精神的要素が大きく関係しているのでしょう。
だから、リハビリには、筋トレだけでなく、精神的ケアを取り入れたらより効果的と思います。

2021年2月25日(木)
・法事の場合、寄せ植えの鉢花が飾れるのは、1週間以上前に注文しているからだと、今日、新しい花店との話し合いで分かりました。
寄せ植えにするには、元になる鉢植えが必要だけれど、それは1週間に2回しか手に入らないそうで、注文が2,3日前に行われる葬儀の場合は、手に入らないことがあり得るとのことです。
常に鉢花を店頭に並べているホームセンターとは違って、多くの花店は切り花が主商品なので、私の考えを実現するのは難しいようです。
だから、常時鉢花を店頭に並べている店と掛け合って、寄せ植えだけでも提供してもらえるようにするのが、これからの仕事になりました。
2021年2月24日(水)
・今日、退院後初めて、法事を務めました。
葬儀の時は、葬儀スタッフがろうそくと線香の火付け、香炉炭の用意などをしてくれるので、私は2畳台に上がって読経するだけで良いのですが、今日はそれらの用意を自分で行い、式中でも2度、二畳台を上り下りしたので、葬儀の時よりも今の体には負担でした。
でも、どうやら務め終えたので、法式に関しては復活できたようです。

明日は、檀家さんに紹介してもらった花店の主人に会います。
おそらく、葬儀の供花は扱ったことが無いけれど、却って、良い考えを提供してもらえそうです。
返礼品についても、新しい業者を紹介されたので、新提案してもらえそうです。
葬儀と法事の目処が付いたので、これからはこちらの方に力を注ぎます。
2021年2月23日(火)
・緊急搬送される2日前、まだ意識があるときに測った体重は、昨年末よりも7kg減でした。
入院してからこれがどのように推移したかは分かりませんが、退院時は1kg増えていて、退院後2週間経った今日は、更に2kg増になっています。
これ以上増えると、BMIの標準の範囲を超えてしまいます。

私の1日の摂取カロリーは病院から指定されていて、それは守ってきたつもりですが、まだ足りないのかも知れません。
もっと徹底したらどうなるのか。
それでも私の場合は体重が増えるのか、それとも標準の範囲に治まるのか。
自分の体を実験材料にした、こんな楽しみが新たに生まれています。
2021年2月22日(月)
・嘗て、日本一の名医と謳われた東大医学部教授が定年前の最終講義で、ご自身が今まで行った診察の中で、誤診が14.2%あったと明かして話題になりました。
多くの人は、最高の名医でさえそうなのだと驚いたはずです。
それほど、生身の人間相手の医療判断は難しいのだと思います。
だから私は、自分が超ラッキーだったと思い、医療スタッフに超感謝する次第です。
2021年2月21日(日)
・今日、退院後始めて本堂の法座に立ちました。
思ったより早い回復です。

1月8日に、意識不明で救急搬送されたとき、私を診た4人の医師全員が「よくない。」と妻に告げたそうです。
治療が始まってからは、強い薬を使ったようで、「薬と体力の勝負です。」と言われたそうです。
その処置がよかったのでしょう、命が救われました。
今は、感謝以外の何ものでもありません。
明日は退院後の初検診です。
よくお礼を述べたいと思います。
2021年2月20日(土)
・葬儀での供花と言えば、長い間、どこの葬儀でも値段は税抜き1万5千円と決まっていて、葬儀社が注文を取っていました。
これを、遺族が直接花屋に注文するというのがこれからの本堂葬儀です。
事実、私は昨日、花屋に趣旨を話して注文しました。
私の観念では、葬儀社に代わって花屋に注文する、と言うところでとどまっていたのです。

ところが今日、故人の友人4人が、枕花として鉢花を供えました。
どこから求めたかは知りませんが、今回担当する花屋でないことは確かです。
この方達は、私の観念、思い込みを超えていたのです。
何も、決まった花屋でなくても構わないし、どんな種類の鉢花でもいいのです。
これからの葬儀では、前日までに寺に届けてくれれば、飾り方はこちらで工夫します。
その中に、お孫さんが小遣いで買った鉢花があれば最高です。
2021年2月19日(金)
・蓮祐の墓Ⅴは、蓮台寺で最も古い檀家の墓地を更地にして建設しました。
この影響は直ぐに現れて、「うちの墓地は広すぎるので、半分はお寺さんにお返しします。」という申し出がありました。
この家の墓地の広さは2.5坪です。

明後日に葬儀を行う家は後継者がなく、このままでは無縁墓になることは目に見えています。
それでも当日納骨するというので、待ったをかけて喪主を務める親族に説明しました。
納得してくれたようで、納骨を取りやめて、四十九日法要までによく考えることになりました。
古い墓地は寺預かりとして、新しい遺骨はロッカー式に納骨するというのが私の提案で、おそらくその通りになるでしょう。
2021年2月18日(木)
・2年前の本堂葬儀で、返礼品と供花を遺族が知り合いの業者から直接仕入れたことがありました。
そのとき私は、葬儀業界の「からくり」を知らなかったので、「少しは値引きされたのだろう」くらいしか思っていませんでした。
でも、実態を知った今は、「さもありなん」と納得しています。

私が知らないくらいだから、多くの人は尚更だと思いますが、実態はこうなのです。
返礼品も供花も、葬儀社が一旦業者から買い上げて、遺族に売るという形を取っているのです。
そのマージンが小さければ問題ないけれど、3割くらいは当たり前と言います。
だから実態を知る遺族ならば、当然、自ら調達するでしょう。

昨年私は、この実態を知る以前に、これからの本堂葬儀は、返礼品も供花も直接業者から遺族の手に渡るように変えました。
硬直した葬儀を変えるためです。
そうした過程で、上述の実態を知り、とても不健全だと思いました。

入院中、これについても長く思案しました。
そして、この構造的な問題を変えるのは容易ではないけれど、実行すれば効果のありそうないくつかのアイディアが浮かびました。
もう少し経ったら、それを実行します。
命がけの入院だったけれど、それだけのものは得られたと思っています。
2021年2月17日(水)
・コロナのために入院中は面会謝絶だったので、1ヶ月の間、誰ともしゃべりませんでした。
そして、会話がないことで、沈思黙考せざるを得なくなり、却って今までは見えなかったものが見えるようになりました。
そしてこれによって新しいアイディアも生まれました。
このホームページを全面的に書き変えようとの考えもそのうちのひとつです。

これからこのホームページには、主に、墓や墓地で悩んでいる人のための情報源としての役割を持たせます。
今までも、墓地や葬儀について書いてきましたが、これからは新しい視点の内容になりますので、ご承知ください。
なお、もうしばらく沈思黙考を続けたいので、面会はご遠慮ください。