2021年10月31日(日) |
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・今日の午前と午後に法事があり、その2軒ともが霊園墓地の家で、境内には墓地がありません。
このような家は、将来離檀したくなったら寺に通知するだけで済むことを両家に伝えました。
半年前に、小田原の寺が離檀料裁判に負けたと聞いたけれど、つい最近、性懲りもなくこれを要求する寺があることを知りました。
裁判にすることなど滅多にないとタカをくくっているのかも知れません。
この暗黒界まがいが平然とまかり通る仏教界ですから、私が去った後、蓮台寺がその汚泥に飲み込まれてしまう可能性もあります。
そうなった場合、遺骨を人質に取られない霊園墓地の檀徒は、余計なことを考えずに、さっさと離檀しなさいと言う意味の説法でした。
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2021年10月30日(土) |
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・一諸堂の前を草むしりしていたら、一組のご夫婦に声をかけられました。
「掲示板にお墓が載っていますが、宗派は関係ないのでしょうか。」
「今までに300軒が入檀していますが、同じ宗派は一軒だけでした。私は住職ですが、この寺の生まれでなく、生家は曹洞宗でした。」
「あら、ご住職さんでいらっしゃいましたか、こんなことをされていらっしゃったので。」
きっと、寺男と思われたのでしょう。
それから、話はトントン拍子に進み、「決めてしまおうかしら。」と言われたので、「よく考えてからにした方がいいですよ。」とパンフレットを差し上げて帰ってもらいました。
今年は入檀が特別に少なく、今までに6軒で、しかも最後の入檀は6月だったのでもう増えないのかと思っていました。
今日は決めなかったけれど、このご夫婦は必ず入檀するので、何故かほっとしています。
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2021年10月29日(金) |
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・今月初めに開いた役員会の主テーマは、今後長期積立金の管理をどうするかでした。
これについては、さがみ信金の定期預金口座に積み立てていくことに決まりました。
ところで、20年前に長期積立金を制度化したことは、その後の改革の大きな支えとなりました。
寄付を募らなくすることが主目的でしたが、葬儀料の値下げや付け届けの廃止は長期積立金制度があったればこそです。
どんな組織でも、いざという時のための蓄えが必要で、各寺院ともそのことを考えてお布施を決めているはずです。
しかし蓮台寺の場合は、毎年100万円ずつ増える長期積立金のおかげで、年間収入は支出と同じであっても構わないことになりました。
もし火災などの災害に見舞われた場合には、地震・火災保険の保険料があるし、足りない部分は長期積立金を充て、それでも足りなければ金融機関から借り入れ、長期積立金を継続して返済に充てれば良いと役員会に伝えてあります。
そして、もし建物を建て直すなら、例えばプレハブでも良いという意識を持つことが大切だとも伝えてあります。
長期積立金よりもこちらの方が大切だと考ていえます。
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2021年10月28日(木) |
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・同じ日に、二霊の法事を行うことを併修とか合斎と言います。
多くの寺院は、3回忌までは併修を認めてないと聞きますが、その合理的な理由は分かりません。
併修するとどんな不都合が起こるかが全く伝わって来ません。
おそらくそんなことはないからです。
逆に併修を認めれば、法事が一回で済ませられるメリットを寺も檀徒も受けられます。
だから私は回忌に関係なく、併修を推奨しています。
そして今日、49日忌法要と3回忌法要の併修の卒塔婆申し込みをLINEで受けました。
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2021年10月27日(水) |
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・本堂1日葬32万円の中には、棺に手向けるお別れ花の費用は入っていませんが、今までの葬儀全てでオプションとして注文されています。
そうであるならば、来年の葬儀改定ではこの分を値上げして、標準仕様にしようと思います。
ただし、お別れ花はひとりが一輪手向ければ十分だと思うので、これについての意識改革を行おうと思います。
今までは、「花は多ければ多いほど良い。」という意識が強すぎました。
これからの葬儀は火葬式が増えると思います。
これに備えて、「蓮台寺・立派な火葬式」の葬儀料(葬儀社に支払う金額)を決めました。
税込20万円で、次の行程で施行します。
・逝去
・蓮台寺に安置
・本堂でお別れ式
・小田原祭場にて火葬
・本堂にて戒名授与式
・納骨
費用の中には、写真とお別れ花の料金が含まれますが、必要がなければ、その分を差し引きます。
他所では、金額的にもっと安価な火葬式がありますが、内容を含めて考えるならば、これ以上安価な火葬式はないはずです。
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2021年10月26日(火) |
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・湘和やイヨダに比べて、門松葬祭と髙月想送の葬儀価格が極端に安いのは、会社規模が違うからだと思います。
門松葬祭は代表だけの1人、髙月想送は代表夫婦だけという最小規模です。
さらに、門松葬祭は葬儀会館を持たず、基本は自宅葬専門です。
髙月想送は竹松会館を持ちますが、コンビニ程度の大きさなので、例えばエレベーターがある大手葬儀社の会館よりも維持費ははるかに安いはずです。
規模の大きい葬儀社は、人件費や建物管理費、土地管理費などが葬儀料に組み込まれるので必然的に高額になりますが、2社にはそれがないので価格を抑えられます。
この2社は、小さいが故に、全ての葬儀を代表自らが施行するので、どの葬儀も良質で、評判は上々です。
この2社と提携出来たのは、蓮台寺檀徒にとってはラッキーなことで、それは住職である私の手腕だと自画自賛しています。
ただ今の態勢には1つ難点があります。
2社とも、小規模が故に、同時に複数の葬儀を受けられないことです。
事実、先着があり、こちらの依頼を受けてもらえないことが複数回ありました。
そういう場合でも、今まではどちらかに引き受けてもらえましたが、今後は2社とも仕事は増えるでしょうから、100%の保証はありません。
でも、この問題は絶対に解決して見せます。
それによって蓮台寺葬儀は更に進化します。
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2021年10月25日(月) |
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・昨日書いたように、本堂葬儀と会館葬儀では著しい価格差があるにもかかわらず、昨年は小田原地区の檀徒の葬儀に限っても10件の葬儀が会館で行われました。
これは、本堂葬儀の良さが十分に伝わっていなかったからと考ています。
これに対して今年は、檀徒の葬儀は全て本堂で行われ、会館葬儀はゼロでした。
これは、昨年末に全檀徒に配布した「本堂葬儀」のパンフレットの効果だと思います。
それにしても、この極端な変わりようには驚くばかりです。
現状に代わる実地可能な案を知れば、雪崩を打ってそちらに方向転換する良い証拠だと思います。
いろいろな考えがあるので、これからも檀徒全てが本堂葬儀を選択するかは分かりませんが、良質で安価な葬儀を全檀徒が知ったことで、これからの蓮台寺檀徒は葬儀で悩むことはなくなると思います。
これで蓮台寺だけに限れば、私の目標は、ひとまず達成したのですが、私はこれを少しでも外に広げたいと思っています。
それには、門松葬祭と髙月想送のような葬儀社が伸びることだと私は考えています。
当面はこの2社を手助けしていきますが、同じ志の葬儀社が立ち上がるのは大歓迎で、そうなれば応援するつもりです。
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2021年10月24日(日) |
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・蓮台寺本堂での1日葬の葬儀価格は32万円で、本堂使用料と安置料は無料なので、基本的には追加料金無しで、この値段で葬儀ができます。
次は、湘和とイヨダのホームページから得た1日葬の値段を本堂葬儀と比べた表です。
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税込価格(円) |
安置料 |
湘和岩原 |
608,982 |
1日分を含む |
イヨダ英 |
567,200 |
11000円/日 |
蓮台寺本堂 |
320,000 |
何日でも無料 |
注1) 湘和は近くの葬儀場のデータが見つからないので、一番近い岩原のものを使いました。
注2)安置料を特別に記したのは、1日の安置で済むことは滅多になく、そういう場合は湘和とイヨダでは追加料金が発生します。
注3)さらに、湘和とイヨダには返礼品と供花の仕組みが従来のままなので、その分費用が高くなります。
だから両社の会館葬儀では、本堂葬儀の2倍は費用がかかると見なしてよいと思います。
一方、門松葬祭の自宅1日葬は308,000円、竹松会館での髙月想送の1日葬は341,000円で、両社とも、無理をしないで本堂葬儀を施行出来ます。
しかも、返礼品と供花の蓮台寺方式を快く受け入れてくれています。
以上が、私が本堂葬儀を両社に限った理由です。
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2021年10月23日(土) |
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・今日、妻が外出先で、ある人から「蓮台寺は本堂葬儀が多いそうですが、よく檀家さんが我慢していますね。」と言われたそうです。
その人の思い込みでは、本堂葬儀は会館葬儀よりも高くつくからです。
確かに、本堂葬儀だと、備品の運び込みや人の派遣があるので、普通で考えれば高額になって当たり前です。
実際に、一時期は本堂葬儀を一手に引き受けていた葬儀社が、担当社員が退社してからは、手を引いてしまいました。
しかし、蓮台寺の場合はそうではなく、逆に安くなっていることを、妻がどのように説明したかは分かりませんが、多分不十分だったと思います。
本当の理由は私の頭の中にあるからです。
この説明はちょっと長くなるので、後日に回しますが、蓮台寺の本堂葬儀は、質的にも価格的にも、通常の会館葬儀に比べて優れているので、檀徒の皆さんはご安心ください。
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2021年10月22日(金) |
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・今日の葬儀の鉢花祭壇の鉢は、全てを遺族が独自に用意しました。
これは初めてです。
一緒に飾られたのは、故人が撮ったたくさんの花の写真。
その全ては、お別れ花と一諸に棺に納められました。
これでまた、本堂葬儀が進化したと思いました。
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2021年10月21日(木) |
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・先日の役員会で、境内の石段の目地が剥がれてしまって、隙間の至るところからドクダミなどいろいろな草が顔を出すので、その処理が大変だと話したら、早速今日、経験があるという役員の1人が目地作業に取りかかってくれました。
「予報では、今日と明日は天気が良いので、丁度よいです。」
この仕事が終わったら、今度は還る池の水漏れ修理をすることを会長と話し合ったそうです。
この作業は人数が必要ですが、それも計画に入っているそうです。
普段から寺のために働いてくれている役員会ですが、ここまでしてくれるとは、予想外の喜びです。
これは、役員の選任を世襲制から檀徒同士の互選にしたお陰で、蓮台寺の進化を象徴する出来事の1つだと思います。
明日の葬儀が終わったら、私なりに池の水漏れ箇所を探して見ます。
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2021年10月20日(水) |
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・今日、嬉しいことが3つありました。
1つは、大学時代の教え子が八王子から車の運転で訪ねてくれたことです。
「お元気そうで、ほっとしました。」
LINEで私が倒れたことを知っていたのです。
お土産にリンゴを持ってきてくれました。
「コーヒーは、もしかしたら、飲まれなくなっているかも知れませんので。」
今でもがぶ飲みしていると伝えたら、今度来るときはコーヒーにしてくれるそうです。
2つ目は、一昨日の葬儀の家族の訪問です。
火葬場で、ご本尊の寄進者「僧阿念」がどういう人物かを知りたいと話したら、早速関連資料を届けてくれたのです。
解明されたのでは無いけれど、引き続き、歴史を専門とする仲間にも情報を広めてくれるそうです。
3つめは髙月想送のことです。
用があって電話したら、葬儀を複数抱えて忙しいということでした。
髙月想送のような葬儀社が伸びることは、この地の葬儀が良くなることに繋がるので、忙しいことはとても嬉しいことです。
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2021年10月19日(火) |
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・緊急事態宣言中、小田原火葬場では、参列者は15人の制限があり、ロビーは使用禁止になっていましたが、昨日、ロビーの一部が使用可能になっていました。
近々15人の制限もなくなるようです。
これで葬儀の規模が元に戻るかと問えば、蓮台寺に限っては、答えは「ノー」です。
この2年間を見ると、葬儀規模が小さくなったことを殆どの皆さんが歓迎している様子だからです。
蓮台寺は遺族の意向を第一に考えるので、縮小化は定着すると思います。
ところが、昨日書いた300万円葬儀の場合は、家族の死で気持ちが動揺している間に、葬儀社主導であれよあれよという間に葬儀内容が決まり高額になってしまったそうです。
火葬場の制約が解けるのはいいけれど、そうなった途端に、待ってましたとばかりにそういう葬儀社の狡猾が復活するのが心配です。
だから檀徒には、自分で葬儀社を選ばず、寺を通して決めるように周知徹底します。
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2021年10月18日(月) |
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・今日、注文した花を納めに来たサナダ花店に、「これからは、葬儀でも法事でも、お供え花は、胡蝶蘭のような管理しにくい花でも結構です。そういう花は、お持ち帰りしてもらいますので。」と伝えたら、「それは助かります。」と言われました。
冬は、寄せ植えに使える種類が少なくなるので、蘭の鉢が増えると思います。
今日、本堂葬儀があり、カランコエ4鉢と寄せ植え2鉢が供えられました。
寄せ植えにはクレマチスの苗が入っていたのでその1鉢だけを寺に残して他の5鉢は持ち帰ってもらいました。
この頃は供花の持ち帰りが定着してきたので、助かります。
今日も1日葬でしたが、葬儀社(門松葬祭または髙月想送)に支払うセット料金は税込32万円です。
初7日法要が終わった帰り際に、「3年前に母の葬儀をしたときとは桁が違うので驚きました。」と参列者に言われました。
300万円かかったそうです。
このように、葬儀を経験した人ならば、本堂葬儀の良さを理解してくれます。
むしろ、他の葬儀のダメさを分かってくれるはずです。
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2021年10月17日(日) |
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・7年前に檀徒の葬儀に出席したご夫婦に万が一の時の葬儀を頼まれました。
そして昨年、ご主人の急死の知らせがあったので、私が葬儀社の手配をし導師を務めました。
ただしその家は、50年前に霊園の墓地を購入してあったので、私は「檀徒」になる必要は無いと伝え、蓮台寺にとって、ただ1軒の「信徒」になっています。
信徒の檀徒との違いは、管理費(維持会費+長期積立金)を払わないことだけで、その家は本堂で満中陰忌法要を行い、新盆供養には妻が、仏壇開眼供養には私がお宅まで伺いました。
そして命日の今日は本堂で一周忌法要を済ませました。
これからもこの家とは、檀徒と同様のお付き合いをしていくことになりそうです。
倶会の墓は、納骨後の寺との付き合い(管理費や法要)とは無縁でいられるのが歓迎されているのだと思います。
ところが先日、倶会の墓の納骨者の1周忌法要の依頼がありました。
この墓には、ゆうの墓のように「無縁者に限る」というような制限がないので、いろいろな方がそれぞれの事情で希望されるのがこの墓の良さなのだと思い、法事を引き受けました。
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2021年10月16日(土) |
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・昨日書いた年回法要の件ですが、法要数は葬儀件数と連動しています。
だから、過去25年間の葬儀件数を調べてみました。
それが次表で、昨年までの5年ごとの葬儀件数をまとめてみました。
年度 |
葬儀件数 |
平成8年~12年 |
42(8) |
13年~17年 |
64(13) |
18年~22年 |
75(15) |
23年~27年 |
84(17) |
28年~令和2年 |
153(31) |
葬儀件数の()の中は、1年間の平均葬儀数。
葬儀件数が増加し続けているのは、檀家数が増えているからでしょうが、それにしてもこの5年間の急増ぶりは異常です。
これが一時的な現象なのか、それとも定着する現象なのか。
もし定着するなら、今の蓮台寺のやり方では、近い将来、法事の件数は応じきれない多さになることが予想されます。
このことも踏まえて、昨日のテーマを考えることにします。
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2021年10月15日(金) |
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・寺によっては、檀徒の年回表を本堂に貼り出し、法事が済んだら剥がしていくというのを聞いたことがあります。
これについては様々な考えがあるだろうけれど、寺に法事を強制されているのが嫌だと何度か聞いたことがあります。
私が檀徒だったら、同じく嫌ですが、幸いなことに蓮台寺には、そのような習慣がなかったので助かっています。
この蓮台寺方式は、法事をするかしないかは檀徒の判断に任せると言うことです。
しかしつい最近、「法事は何回忌まですれば良いのですか」と質問されました。
それについて考えたことはなかったので、即答は避けましたが、真面目な檀徒ほど悩む問題だと察して、善処することにしました。
近いうちに、結論を出して全檀徒に知らせます。
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2021年10月14日(木) |
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・退院してから私の行動パターンが変わってきました。
そのひとつが墓地の草取りを始めたことです。
今までは、個別の墓に手を入れることはありませんでしたが、体が十分に回復していない退院直後は、墓地の草取りが丁度よかったのです。
境内にはドクダミだらけになった墓地がいくつかあります。
その中でも特に酷いところから手を付けました。
ドクダミは根が深く張っているので、これを取り除くのはやっかいな作業でしたが、一週間かけてこの墓地の根絶に成功しました。
これでコツが分かったので、他の5カ所の墓地にも応用しました。
ただし、根絶とは言っても100%ではないので、ちょくちょく見回っては、懲りずに生えてくるドクダミ駆除を続けています。
今日もそのうちの一つの墓地で作業しているときに、平成19年没の墓誌に気がつきました。
生前に「蓮台寺は日本一の寺になりました。」と言ってくれた方です。
14年も前に、どこを評価していただいたのかは分かりませんが、とても印象深い言葉だったので、その後の励みにしてきました。
今でもお元気だったら、ずっと進化した蓮台寺をご覧になっていただけたのにと思います。
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2021年10月13日(水) |
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・この半年間、寺から出るのは病院へ行くときと火葬場へ行くときだけでしたが、今日は久しぶりに別の用事で外出しました。
市役所で申請していたマイナンバーカードを受け取るためです。
申請はパソコンで済ましたので、このための外出はしなくて済みました。
国府津駅との往復は徒歩でしたが、小田原駅と市役所との往復はタクシーとバスを使い、それほど歩いたという感覚ではなかったけれど、帰宅したときは汗ばんでいて着替えしました。
経験上、血糖値コントロールには汗をかくことが大切で、今日の昼食前の値は良好でした。
汗をかくことの重要さが分かったのは、エアロバイクをこぐようになって血糖値が安定したからです。
今は、毎食後25分間こぐようにしています。
そうすると、毎回シャツを取り替えねばならなくなるほど汗をかきます。
バイクをこがなくとも、境内で草取りしても同じ効果なので、軽運動でも汗をかけば血糖値には良いと結論づけています。
ただし、この程度の運動では体重は減りません。
血糖値は安定しているものの、体重は入院前よりも3kgも増えてしまっていて、対策を考慮中です。
マイナンバーカードを取得したのは、今までは税理士に任せていた納税をパソコンで行おうと思ったからです。
カードは明日から使えるそうなので、当分はこれに時間を費やします。
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2021年10月12日(火) |
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・昨日、1人の女性が寺を訪れました。
「永代供養についてお聞きしたいのですが。」
事情を尋ねると、独身の親族が亡くなって、納骨する場所を探しているとのことでした。
こういう場合は倶会の墓が最適なので提案すると、即座に納骨の日取りまで決めて帰られました。
当日の出席者は5人の予定で、戒名授与式の後に納骨します。
倶会の墓のシステムは、2年間個別墓に納骨した後に合祀するというもので、戒名授与を含む総費用は6万円で、年会費など、その他の費用は一切かからないので、これからは希望者が増えるお墓だと思います。
ちなみに今回が、今年になって7件目の納骨になります。
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2021年10月11日(月) |
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・このコーナーは、ずっと休んでいましたが、今日から再開することにしました。
ホームページ全体の内容も少しずつリニューアルしていきます。
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