倶会の墓   
   


 
この墓は、従来の先祖代々の墓とは違った新しい考えに基づいた永代供養墓で、個々の人が一定期間個々の墓に埋葬され、期間が過ぎると合祀墓に合祀されて永代供養されるというものです。
平成31年4月に蓮台寺境内に建てられました。
写真の6基ずつ3段になっているのはロッカー式個別墓で扉の奥には、5寸の骨壺が収まるスペースがあります。
また、ロッカー式個別墓の下にあるのは合祀墓で、香炉の下の石を開けて納骨するようになっています。
この墓への埋葬手順は次の通りです。
1.葬儀は蓮台寺が指定する良識のある葬儀社が担当する。
2.まず、火葬を先に行い、葬儀式(戒名授与式)を蓮台寺本堂で行う。
3.葬儀式の後、遺骨を5寸骨壺に収めて、ロッカー式個別墓に納める。
この際、5寸骨壺に納まりきれない遺骨は前もって合祀墓に合祀する。
4.ロッカー式個別墓の扉には、戒名、俗名、没年月日が明示される。
5.ロッカー式個別墓を使用する期間は2年間で、それを過ぎると合祀墓に合祀さ れる。
6.これにかかる費用は、葬儀社への支払いと寺へのお布施(読経料、戒名料、 納骨料、永代供養料)を併せて26万円で、納骨後の費用負担は一切なく、自由にお参りできる。