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この25年間、多くの試行錯誤を重ねながら、ようやく蓮台寺葬儀は完成の域に達しました。 それが、「本堂葬儀」です。 以下に、その内容を説明します。 |
![]() 本堂葬儀の特徴は、以下の通りです。 1.施行費は小さなお葬式並みとする。 2.返礼品は、葬儀社を介さずに、遺族が直接業者から購入する。 3.供花は、葬儀社を介さずに、遺族が直接花店から購入する。 4.遺体安置料は無料。 5.本堂使用料は無料。 |
解説 1.施行費を小さなお葬式並みにしたのは、遺族にとっても葬儀社にとってもよいと判断したからです。 最近、葬儀の価格が引き下がってきていますが、小さなお葬式の価格が最低と考えられるので、この価格ならば、遺族は納得してくれるはずです。 一方、中堅の葬儀社でも小さなお葬式に加盟しているくらいなので、多くの葬儀社にとっては、マージンを払わなくて済むので、この価格で引き受けてもらえると考えました。 事実、数社が合意してくれています。 2.今の返礼品の仕組みは、一旦葬儀社が業者から買い取り、それを遺族に売るというもので、そこにマージンが発生するので遺族に渡るときは、その分だけ高額になります。 これからはそれがなくなり、遺族の負担は軽くなります。 私が期待するのは、それだけではありません。 遺族が自ら業者を選べるようになると、自由な発想の余地が出来て、今までにない返礼品のスタイルが生まれる可能性があります。 それが、今の葬儀に必ず良い変化をもたらすはずです。 私の狙いはむしろ、このことにあります。 3.供花については、ずっと以前から、どこの葬儀でも1万5千円(税抜き)と決まっていました。 よく考えれば、おかしな事で、供える人の気持ち次第でいろいろあっていいはずです。 そういう発想から、遺族と花店が直接やりとりすることに変えました。 こうすれば、供花に大きな変化が起こりえます。 例えば、亡くなった人のお孫さんが、お小遣いで買ってきた鉢花を供えることが出来ます。 これが可能になれば、葬儀が変わらない訳はありません。 このようなことで、遺族にとって本堂葬儀は、会館葬儀よりも圧倒的に有利なので、これからは増えて、年間20件に達すると考えられます。 その全てが、上記の通りに行われるので、その影響はいずれは会館葬儀にも及び、葬儀全体が良く変わると期待できます。 |