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2019年3月31日(日)
・境内には照手桃の白とピンクが1本ずつあって、それぞれが見頃になっています。
私が好きなのは大木に育った白の方で、境内にもっとあったらよいと思い、一昨年に3本の苗木を取り寄せました。
直ぐに植えるつもりだったけれど、根がちょぼちょぼだったので、このまま地植えしても根付かないと考え、一旦鉢に植え換えました。
1年以上が経ち、3鉢ともつぼみを持っているので、おそらく地植えに耐えられる状態になっていると思うので、これも今度の境内清掃で植え込んでもらおうと思います。
5年くらい経った今の時期、しだれ桜と共に、境内はもっと華やいでいるはずです。

今日、山梨の教え子から、モモの枝がたくさん届きました。
昨年は壺にさして境内に飾ったけれど、今年はゆかりある人達の墓前に手向けようと思います。

開山忌では、イヨダと小田セレと門松葬祭のパンフレットを並べましたが、一番多く持って行かれたのは、門松葬祭のものでした。
理由として考えられるのは2つで、本堂の葬儀に限定してあったので、檀徒には一番興味があった可能性があること、もう1つは、B5用紙片面に、価格表だけが載っていたのでわかりやすく思われた可能性があることです。
ならば、これをもう少しおしゃれにしてみようと、今日、A4用紙に両面印刷し2つ折りしたパンフレットを試作してみました。
まだ途中ですが、見栄えはずっとよくなったので、完成して並べればもっと興味を持ってもらえそうです。
これならば、業者に頼まなくても自分で作れるので、状況の変化に素早く対応できます。
結果がよければ、イヨダと小田セレにも勧めたいと思います。
2019年3月30日(土)
・今日、妻が理容店に髪を洗いに行ったら、店の人が待ち時間のためにサライ4月号を持ってきてくれたそうです。
彼女は既に読んでいて、「これ、うちのお像が載ってますよ。」と言ったら、「すごいですね。」とちょっとした騒ぎになったそうです。
私はまだ見ていませんが、京都国立博物館の展示会が紹介されていて、その中に真教座像の写真が蓮台寺蔵の注釈付きで載っているだけらしいのですが、ポスターでなく雑誌に固有名詞が載ることは特別なのでしょう。

既に妻は親しい檀徒や知人に知らせていて、たくさんの人がこの雑誌を買ったようです。
特に檀徒にとっては、我が寺のお宝が雑誌に載ったことが嬉しいらしいのです。
もう店頭にはないでしょうが、アマゾンなどに注文すれば、まだ間に合うようなので、記念に持っていたい檀家さんには、お知らせしておきます。

早速今日、檀徒の電気職が本堂の電球を交換しに来てくれました。
5個のうち、4個が内陣に集中していたので、祭壇の照明は随分明るくなりました。
それにしても、葬儀スタッフに指摘されるまで、私は全く気がつきませんでした。
気がついたのは、葬儀を少しでもよくしたいの思いが、私に勝っていたからだと思います。

腰が痛いけれど、小さな鉢に限って、10鉢の蓮の植え替えを行いました。
1鉢当たりの所要時間は5分程度なので、腰との相談もありますが、小鉢だけは来週いっぱいで片付きそうです。
中鉢と大鉢は、4月14日の境内清掃の時に、人海戦術でお願いしようと思います。
昨年は、数鉢しか植え替えなかったので淋しい咲き方でしたが、今年は期待してもよさそうです。
2019年3月29日(金)
・一昨日、散歩の途中で妻から檀徒の訃報が入りました。
幸いだったのは、私が帰宅するまで遺族が葬儀の手続きをストップしてくれたことです。
その家は10年前に、私と蜜月時代の湘和が葬儀を担当したので、それを引きずっていたら葬儀社を変える面倒があると思っていたからです。

20:00に遺族と会い、ここで初めて葬儀の場所と担当葬儀社が決まり、ほっとしました。

その葬儀が今日、本堂で行われました。
ごく親しい親族だけの典型的な家族葬でした。
経済的に余裕のある家だったので、私は敢えて通夜式を勧めず、一日葬になりましたが、参列者には満足のいく葬儀だったようです。
その証拠に火葬場で、参列者2軒から墓地の相談を受けたので、初七日法要のあと、境内を案内しました。
入檀が決まるかはともかくとして、よい葬儀をすれば、少なくとも寺離れは防げるよい例なので、それを望むなら、寺はダメ葬儀社でなく良識の葬儀社をパートナーにすべきです。

遺族が帰ったあと、後片付けをしている最中に、本堂の電球が5カ所も点灯しないことを葬儀スタッフに知らされました。
おまけに、スタッフが電球を買ってきて交換してくれるというではありませんか。
しかし、本堂の天井は高くて万が一があっては困るので、そのありがたい申し出は断って、直ぐに檀徒の電気屋に連絡したら、電球が揃い次第、交換してもらえることになりました。

火葬場に行っている最中に、倶会の墓の石材が届きました。
4月1日に工事開始、4月5日に完成予定との置き手紙がありました。
2019年3月28日(木)
・今朝、2トントラック一杯分の黒土が届きました。
明日から本格的に蓮の植え替えを始めます。
正確に数えたことはないけれど、蓮鉢は100個近くあるので、全部を植え替えるのは大変です。
だから、相当量の蓮根は廃棄することになるので、蓮根が欲しい方はお申し出ください。

ヒキガエルの産卵のピークは開山忌の翌日で、一時数えただけでもおよそ90匹が還る池に集結していました。
そして今日は、カエルの姿は全く見えず、池には帯状の卵がそこかしこにとぐろを巻いており、その周辺には、既に孵化したヤマアカガエルのオタマジャクシがうじゃうじゃしています。
新元号になった頃は、子ガエル達が芝生を大移動する姿が見られるでしょう。

通販で購入し、時季外れの2月末に植えたクロッカスがすべて咲きそろいました。
今年は咲かないかもしれないと思っていたけれど、なかなか立派な咲き方です。
主として黄花を買ったのだけれど、やむを得ず4種混合になったこともありました。
でも咲いたのを見れば、やはりクロッカスは黄色に限ります。

山梨から戻った直後に植えた西洋水仙が、植え放しのまま昨年までは咲いていたけれど、とうとう今年は咲かずに終わりました。
25年経ったのだから当然とも言えますが、今年は5年以上経った水仙はすべて掘り起こして培養土をたっぷり敷いて植え替えようと思います。
だから、来年の今頃の境内を楽しみにしてください。
2019年3月27日(水)
・昨日、親しくしている知人から葬儀の電話相談がありました。
私は昨年、彼の親族の葬儀を2度行っているので今度も頼ってきたのでしょう。
但し彼には菩提寺があるので、今回は葬儀社を紹介するだけになりました。

家族葬にしたいというので、まずは自宅葬を勧めたら「それはダメです。」の、理由を付けての答えでした。
ではと、次に小田セレを勧めたら、これも話に乗ってきません。
最後に、彼の家から最も遠いイヨダ会館を提案したら、今度は直ぐにOKとなりました。
どうやら、彼の頭の中では最初からイヨダ会館が最有力候補だったようです。

というのは、昨年の2軒の葬儀のうちの1軒がイヨダ会館だったので、その時の葬儀が気に入ったのだと思います。
それならば直接イヨダに頼めばよさそうなものですが、彼にとっては私を通じた方が安心だったのでしょう。
だから私は直ぐに、佐々木氏に連絡して承知してもらいました。

普通に考えれば、彼が葬儀社を選ぶのなら、家から近くて便利な湘和の駅前会館になるはずです。
けれどもその選択肢が彼に全くなかったのは、10年前にそこで行った葬儀と昨年の葬儀の価格差がとても大きかったからだと思います。
もし実際に葬儀になったら、なにゆえにイヨダを選んだかを彼の親類や知人に話してもらいます。
そうなれば、ダメ葬儀を見放す人間が確実に増えるだろうから、西湘地区の葬儀の改善に少しは貢献してくれるはずです。
2019年3月26日(火)
・今日、倶会の墓のことで、小田セレのスタッフが2名来てくれました。
そのとき、今日施行した葬儀がたまたま1.5日葬になったことを教えてくれました。
元々は1日葬を考えていたのですが、会社関係が葬儀には出席できないけれど、お悔やみはしたいというので、昨日の夕方その時間を設けたそうです。
私はいっそのこと、1つのプランとして設定することを勧めました。

倶会の墓については直接説明できたので、趣旨通りのプランを考えてもらえることになりました。
イヨダと門松葬祭からも出してもらえることになっているので、出そろったところで、私が調整して広告を出すことにします。
ただし直ぐにこの墓への応募を期待してはいません。
この広告で、良識の葬儀グループの姿勢を知ってもらえればよいと思っています
2019年3月25日(月)
・石屋から連絡があり、新タイプの墓(倶会の墓)は来週中に完成する見込みと知らされました。
そこで、墓が新タイプならば、これに関わる葬儀も新タイプにすることを思いつきました。
数字を使って表現すれば0.5日葬で、火葬式と1日葬の中間です。
早速、イヨダ、小田原セレモニーホール、門松葬祭に、案の作成を依頼しました。
よい案が出来次第、写真入りの広告を出します。

この墓を作った最大の目的は、良識の葬儀グループのシェアを広めることです。
「葬儀と墓地をセット」にしたのはそのためで、良識の葬儀グループ以外で葬儀をしても納骨は受けないことにします。
どれだけの需要があるかは分かりませんが、もし需要があって、他社がそれを望むならば、ノウハウだけは丁寧に説明し、他寺と連携して同じような企画を立てることを勧めるつもりです。
この墓地は、スペースも費用もそれほど必要はなく、しかも管理に永続性があるので、もし善い結果が出たなら、他にも広まるかもしれません。
2019年3月23日(土)
・今日、葬儀仲間から興味深い話を聞きました。
葬儀を葬儀社でなく自身で行う寺が出てきたそうです。
彼によると、寺離れ対策らしいです。

蓮台寺の場合はそういう対策を考える必要は無いけれど、仮にそれを行ったらと一瞬考えてみました。
でも、そんなことをすれば私の体が持たないし、檀徒にとっても利益にならないので、他寺のことはともかく、蓮台寺にとっては葬儀は良識の葬儀社に任せる現状がベストというのが直ぐに出た結論です。

仮に蓮台寺が葬儀を担当するようになったら、数人の葬儀のプロを自前で養成しなければなりません。
1年で20件足らずの葬儀のために、そういうことをするのは却って費用はかかるように思えるし、といって、中途半端な人材で施行すれば、質の低下を招きます。

ひとくちに葬儀と言っても、中身は、いろいろな業務が組み合って成り立っています。
私が考えるのは、葬儀施行、遺体搬送・霊柩業務、返礼品業、花屋、ケータリングの6つの業務です。
おそらく寺が自前で葬儀を行うというのは、葬儀施行のことだと思うけれど、その中にもいくつかの専門業務が入っているので、すべてに精通したプロになるのは容易なことでないはずです。
また、葬儀施行以外の5つの業務もそれぞれが専門性を要求されるので、ひとつの組織がすべての業務を担当するという方式は、一見合理的に見えるようだけれど、私から見れば決してそうではありません。

よい例が、今の湘和のダメ葬儀です。
何度も書いてきたように、湘和の葬儀が過剰接待、高額葬儀になりはてている原因は、すべての業務を自社で行っている態勢にあると私は思っています。
例えば、今、良識の葬儀が提案している簡素なおもてなしを湘和が取り入れたら、ケータリング部門は成り立っていかないはずで、だからこそこの部門の儲けのために、面前調理などという「おふざけ」を考案してしまったのだと思います。
もし湘和方式が合理的ならば、湘和の葬儀価格は他よりも低くなってよいはずなのに、現状は真逆であるのがよい証拠です。
そういう価格でないと、組織が回っていかないのだと思います。

私は、これからの葬儀業界は、上述の6つの業務を、それぞれが独立した組織が担当するようにすべきと思います。
例えば、今は一部を葬儀社が担当している霊柩部門を完全に切り離して別組織にした方がよいと思います。
そうすれば、葬儀社社員は、真夜中に起こされることはなくなるし、霊柩部門は夏と冬の仕事量の変化が緩和されるので、社員の健康管理が楽になるはずです。
そうなれば、経費的にも無駄が省けるので、それが遺族に還元されていっそうの安心葬儀が実現すると思うのです。
2019年3月22日(金)
・右の写真は、境内にある風船唐綿(ふうせんとうわた)です。
数年前に他寺の施餓鬼会で供花されたのを見て、初めて存在を知りました。
寺にも欲しいと思っていたところ、一昨年夏に檀家さんから苗木を20本くらいいただいたので地植えしたら、独特の実がなり、昨年種も採れたので播いたら80本くらいが芽吹き、今年も結実しました。
写真は、今年育った風船唐綿です。

ところで、一昨年地植えした風船唐綿は、結実した後冬越し出来ずに20本すべてが枯死してしまいました。
園芸書によると、風船唐綿は常緑性だけれど寒さに弱く日本では1年草の扱いだそうです。
だから昨年、植えた苗がすべて枯死したのは当然と思っていたけれど、今年は60本近くがまだ残っています。
もう春なので寒さで枯れることはないので、本来の常緑性が保たれたことになります。

では、すべてが枯死した昨年と今年の違いはどうして起こったのでしょう。
先ず考えられるのは、気温の違いです。
まだデータを見ていませんが、今年の冬は寒いと言われたけれど、実際は昨年ほどでなかった可能性があります。
もう1つの違いは、昨年は移植苗だったけれど、今年は実生苗だったことです。
移植苗よりも実生苗の方がしっかりと根を張り、寒さに強かったからかもしれません。

原因が気温か移植かは、実験で試そうと思います。
生き残った60本のうちの一部を敢えて移植し、直ぐそばに今年採れた種を播き、その実生苗と比べれば、原因が分かるかもしれません。

追記:
気になったので、毎年の月別気温変化を調べたところ、一昨年秋から昨年冬の気温は、例年に比べて特別に低かったことが分かりました。
だから枯死したのです。
それに比べ、この冬の平均気温は2℃近く高く、これは平年並みなので、風船唐綿はこの地では常緑を保ちそうです。
2019年3月21日(木)

・私は今日の檀徒総会で、次の印刷物を配り説明しました。
最後の7項目では、普通のパンフレットとは異なることを強調したところ、60部印刷した門松葬祭の葬儀プランはすべて無くなりました。
イヨダと小田原・成田セレモニーホールのパンフレットも同じくらい無くなったはずです。

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    住職からの報告 平成31年開山忌

1.葬儀料改定
 昨年まで葬儀料は
 葬儀料=10万円(共通負担分)+2.5万円❌墓地面積率
 (但し 墓地面積率=畳半畳の整数倍)
だったが、今年から共通負担分を9万円に引き下げた。
 理由:檀家数が452軒に増えたから

2.本堂使用料改定
 昨年まで本堂使用料は、1日葬は3万円、2日葬は5万円だったが、これからは、1日葬も2日葬も3万円にする。
但し、駐車場整理員を希望する場合は別途1万円を負担してもらう。

3.新しい葬儀スタイルの提案
 新スタイルは、1日葬と2日葬の中間の1.5日葬で、通夜式は行わないけれど、葬儀式の前日に故人とお別れの時間を設けるというもので、最近実施して好評だった。

4.入檀制限の実施
 昨年までは、入檀希望者は無条件で引き受けていたが、今後は他所で葬儀を行った場合の入檀・納骨は認めない。
但し、霊園など他所からの墓地移転は引き受ける。

5.蓮台寺所蔵重要文化財「真教座像」が
4月13日から6月9日まで
京都国立博物館で 国宝「一遍聖絵」などと共に一般公開される。

6.ご本尊修復について
 当初は今年の開山忌に間に合う予定だったご本尊の修復は、墨書が発見されたことにより、学術調査を行いながらの修復になったため、予定より遅れて7月頃になる見込みである。

7.良識の葬儀グループ(イヨダ、小田原・成田セレモニーホール、門松葬祭)が返礼品、食事接待を含む総費用を明示した画期的な(おそらく全国で最初の)葬儀パンフレットを作成したのでご覧ください。

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2019年3月19日(火)
・今朝、還る池にヒキガエルの卵を見つけました。
昨日は無かったので、昨夕以降の産卵です。
例年、遅くても彼岸前には産みに来ていたので、今年は一番遅い年になりました。
まだ親ガエルの姿は見られなかったけれど、普通だと2,3日後には昼間でも境内はうじゃうじゃになります。
明後日は開山忌で人がたくさん集まります。
気持ち悪がった人たちにカエルがいじめられないように監視しなければならないので、今年は余分の仕事が加わります。
2019年3月18日(月)
・午後山門下に、イヨダと小田原・成田セレモニーホールの葬儀パンフレットを並べました。
敢えて「住職が推薦する葬儀社」という文言を入れたのは、葬儀を変えたいという私の強い思いの表れです。
今日は並べたばかりだったので、持ち帰られた部数は少なかったけれど、彼岸はまだ続くので、檀徒でない墓参者が広めてくれることを期待します。
2019年3月17日(日)
・昨晩、門松葬祭からも独自の葬儀プランが送信されてきました。
この中には、「1.5日葬」という新しいプランが加わっています。
説明には次のように書いてあります。
「通夜式を行わない代わりに、葬儀に参列できない方のために、前日にお参りの時間を設け、翌日に葬儀式を行う。」
これは、つい最近門松葬祭が行った本堂葬儀で実施されたものを正式なプランとして取り入れたものです。

その時の葬儀では、前日の18:00から19:30までをお参りの時間に充てました。
この方式がよかったのは、弔問客が式に邪魔されずに自由に故人とお別れが出来、遺族に直接弔意を表すことが出来たことです。
初めてのことなので、私は出しゃばらずに横で見ていただけでしたが、次の時はいくつか役割を果たせそうな気がしました。
例えば、本堂に備え付けの電子ピアノの演奏に合わせて、別時念仏の合唱指導をしたり、通夜説法をすることです。
もしかしたら、2日葬よりもよい葬儀になるような気がします。

送信されてきたプランでは、1.5日葬の料金は、1日葬と2日葬の中間になっていますが,スタッフの手間は2日葬と変わらないので、限りなく2日葬と同じにするようにしたらと思います。
むしろ料金を下げないで、2日葬を上回る内容に出来る可能性を秘めているので、その方向で検討することを勧めるつもりです。
2019年3月16日(土)
・午前中に1軒の入檀がありました。
他寺を墓終いして、古い墓石を家族墓Ⅱに設置しました。
以前その寺は、「離檀料」を要求していたそうですが、今回は、魂抜きの5万円だけで済んだそうです。
誰が「離檀料」なるものを考え出したかは知りませんが、こんなものが瞬く間に広まったところに、仏教界の腐敗があり、結果的に寺離れというしっぺ返しがあったと私は思います。
でもこんな無体が何時までも通用するはずがなく、その寺もとうとう止めざるを得なくなったのだと思います。

午後、1軒の離檀の申し入れを受け入れました。
その家は10年前に家族墓Ⅱを契約し、墓石も建てましたが、事情があってその墓を未使用のまま離檀することになりました。
今までに、墓石を建てる前に離檀した家が3軒ありましたが、完成墓になってからの離檀は初めてです。
話し合った結果、寺が受け取った契約金は全額返却し、墓石は残しておくことで合意し、直ぐに契約金返却の手続きを行いました。
本来的には、墓石は撤去してもらうのが筋ですが、それには費用がかかります。
それよりも残しておいて、次の契約者に有効に使ってもらった方が、離檀者にとっても、新契約者にとってもよいと考えました。
未使用の墓地に限りますが、離檀する場合には寺に支払った契約金は全額返却するという方針は、私が住職を辞してからも引き継いでもらうつもりです。
2019年3月15日(金)


・上は、今朝のタウン誌ポストに載せた「数字広告」です。

昨日、小田セレから、新しいパンフレットが届きました。
大きさがイヨダのパンフレットに合わせてあるので、一緒に配るのに好都合です。
門松葬祭には、本堂限定の、1日葬、1.5日葬、2日葬のパンフレット作りを依頼しています。
上の数字広告のコピーと併せて、彼岸中に4つをセットにして配ろうと思います。
2019年3月14日(木)

・今朝撮った写真です。
写真中央は、大藤家の墓地。
左側の像は、生前の大藤氏と親しく、没後は墓守をよくされていた和田雅男氏の像です。
2019年3月13日(水)
・午後、綱川氏によってアニメ作家大藤信郎氏の石像が設置されました。
単なる人物像だけでなく、作品にゆかりのあるアニメキャレクターのレリーフを付けたのは綱川氏のアイディアです。
大藤家の墓地の前には、信郎氏の業績を記した案内板がありますが、その直ぐ下を選んだので、見学に来る小学生達が大喜びしそうで、蓮台寺で一番の人気スポットになる気がします。

撮影したのは、西日の逆光になる時間だったので、明日の午前中にもっとよい写真を撮ってご覧いただきたいと思います。
2019年3月11日(月)
・今日は、よいニュースがあるので書くことにしました。
「数字広告」を今週金曜日に配布するタウン誌ポストにも載せることにしました。
今日がその原稿の締め切り日で、火葬場からの電話連絡で私の希望がギリギリに間に合いました。

私が喜んでいるのは、この中に
「同グループの イヨダ、門松葬祭、小田原・成田セレモニーホールが責任をもって担当させていただきます。」
の一文を入れることが出来たからです。
一般の人はともかく、葬儀関係者が見ればドキッとする文言です。
ここに社名を出すことは、各社にとっては何らかの悪い見返りが伴う恐れがありますが、よくぞ踏み切ってくれたと大感謝です。

私は今、蓮台寺にとっては全く新しいタイプの墓を作ろうとしています。
既に基礎工事は済んでいて、今月末に中国からの石材が届くのを待つだけになっています。
その墓が完成したら、再び葬儀とセットでその墓の広告を出します。
そこでは、「3社での葬儀→新墓地への埋葬」を明確に打ち出すつもりです。

こういうことをする最大の目的は、イヨダと小田セレにシェアを拡大してもらいたいからです。
そうなれば、相対的にダメ葬儀社のシェアが減って、葬儀で泣く人が減るからです。
2019年3月4日(月)
大藤信郎氏の彫刻が完成しました。
きっと、境内で一番の人気者になると思います。


今朝見たら、「時宗蓮台寺」で検索できるようになっていました。
紛らわしいことです。
でも、休むつもりに変わりはありません。
今日は、特別だから、書きました。

2019年3月3日(日)
・昨日の役員会の出席者から私のブログが見られなくなったと知らされました。
ちゃんとアップロードできていて、アクセスカウンターも増えているのに不思議に思って調べたら、原因が分かりました。
今までは、「時宗蓮台寺」で検索すると、このブログが表示されていたのですが、どうも検索対象から外されてしまったようです。
ニフティ、ヤフー、グーグルのどれで検索してもダメでした。
直接「sub.kyarakissen.com]と入力すれば表示されるのですが、多くは検索から拾って入ってくるので、そういう人はもう見ることは出来ません。

そこで私は「今日で、このブログへの追加記入を止める。」と決断しました。
これからは、その空いた時間を、良識の葬儀実現のためのパンフレット作りに振り向けることにします。
長らくのご愛顧ありがとうございました。
2019年3月2日(土)
・夕方開かれた役員会で、次の葬儀料改定を提案して了承されました。
1.葬儀料の共通負担分を現在の10万円から9万円に引き下げる。
  これは檀徒が445軒を超えたから。
2.2日葬の本堂使用料を5万円から3万円に引き下げる。
  ただし今までは寺が負担していた駐車場整理員への謝礼は、葬家が必要とする場合は自らが負担する。

この改定によって、葬儀料が9万円になる家は117軒、11万5千円になる家が100軒、14万円になる家が60軒で、これだけで全檀家の6割を占めます。
現在未契約の墓地50基すべてもこの範囲なので、更にこの割合は増えていき、旧檀徒の墓地に対する考え方にも影響を及ぼすと思います。
2019年3月1日(金)
・子供の頃はあまり好きでなかったリンゴは、今の私にとって一番の果物になっています。
最近のリンゴが品種改良されておいしくなったことと、私の味覚が変わったからだと思います。
もう1つ、リンゴには皮を剥かなければならない面倒くささがありましたが、今の私は昔とはちょっと変わったやり方で、それを楽しんでいます。
かつての我が家では、まるごと皮を剥いて4つ切りにするか、まずは4つ切りにして皮を剥くかのどちらかでしたが、今の私は表面から芯に向かって2カ所に切り込みを入れて剥ぎ取り、その部分の皮を剥いて食べています。
もっと食べたい場合、今度は1カ所だけ切り込みを入れて剥がせばよいので残りは皮がついたまま残るのが気に入っています。
ただし最近は、これを次々に繰り返して、殆どは、1回で1個を食べてしまうので、まるごと剥いても同じなのですが、このやり方はまな板を使わないで済むのが私に合っているのだと思います。
使っているのは100均の果物ナイフですが、これがほどほどに切れて、ほどほどに切れないところが良くて、切れすぎると怖くて使えないからです。

私が毎日最低1個は食べるようになってからは、妻は買い物に行けば欠かさず5個入りの袋詰めを買ってきてくれます。
私は、買い置きして古くなったリンゴは絶対に食べないからです。
「リンゴ医者いらず」という言葉があるので、妻のお陰で、私も少しは長生きできるかもしれません。