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2019年1月15日(火)
・昨日綱川氏より、昨年暮れに依頼した石像の下絵がFAXされてきました。
この下絵は、綱川氏のブログにも掲載されていて、次の文が添えられています。

日本のアニメ界のフロンテアと言う大藤信郎さん。
 蓮台寺とは縁のある人物で境内にお墓がある。
 今回蓮台寺の発案で大藤信郎の像を造る事になった。
 そして出来たのがこの下絵なのだ。
 大藤さんが指す先に代表作くじら、黒ニャゴ、団子べぇのレリーフ。
 年末からずっと考えていてやっと完成して蓮台寺の合格を頂いた。
 製作は来月になるが今から楽しみでしょうがない。」

FAXを受け取ったのは妻で、それを見せに来た彼女の第一声は「いいのが出来たわよ。」でした。
境内には綱川氏の作品がたくさんあるけれど、この像が完成すれば、飛び抜けた人気者になると、私も思います。
2019年1月14日(月)
・今日、墓地契約を留保していた8軒に連絡しました。
そのうち4軒が蓮祐の墓Ⅳ,残りが家族墓Ⅳです。
すると早速2軒が寺を訪れて、それぞれ蓮祐の墓Ⅳと家族墓Ⅳを契約しました。
家族墓Ⅳは2ヶ月前に完成していて、留保していた家は契約開始を待っていた状態なので、残りの3軒も今週中に決まりそうです。
家族墓Ⅳについては、現物を見てもらわなければならないので、少し時間がかかりそうです。
いずれにしても、両方の墓とも一般募集せずに、埋まるのをゆっくり待ちます。
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何度も繰り返していることですが、蓮台寺だけを考えるならば、「良識の葬儀」を作ることはありませんでした。
蓮台寺の葬儀は、現時点ではどこにもないくらいに完成しているからです。
ただ他所に目を向ければ、葬儀社に必要以上の無駄な経費を誘導された人達が多数います。
具体的には「湘和がダメなわけ」に掲載したような人たちのことです。
蓮台寺の檀徒になったこの人達は、これに懲りて、2度と湘和で葬儀をおこなわないでしょう。
ただ、この人達は縁あって、蓮台寺の檀徒になったから善かったけれど、それ以外の人たちの多くは、もっと善い葬儀があることを知らずに再び同じ轍を踏むかもしれません。

葬儀を生業としている我が身としては、そういった現状を看過すべきでないとして「良識の葬儀」を立ち上げました。
ただ、理想を掲げても効果がなければ意味がないので、活動内容は「ダメ葬儀に代わる葬儀社を応援する。」という1点に絞りました。
その葬儀社が現時点では、イヨダと小田セレなのです。
この2社は、川東地区でどのような規模の葬儀にも対応可能な施設を持っているので、ここが良識の葬儀を実践すれば、この地区の「葬儀被害者」をなくすことが出来ると考えました。

今、蓮台寺の本堂には、「推薦する葬儀社のパンフレットです。自由にお持ちください。」の張り紙と共に、イヨダと小田セレのパンフレットが置いてありますが、着実に持ち帰ってもらっています。
だとするならば、別の葬儀社のパンフレットを置いても善いのではないかと考えました。
そして今日、葬儀仲間を介して、心当たりの葬儀社に声をかけることにしました。
イヨダと小田セレとは競合しない地区なので、参加してくれれば、その地区の人たちにとっても善い結果が生まれると期待しています。
2019年1月13日(日)
・右は、今日撮った家族墓Ⅳの写真です。
今までに、家族墓と名付けた墓には3タイプありましたが、それとは異なるので、家族墓Ⅳとしました。
前の3タイプには、墓石はなかったけれど、今度は刻字だけすれば完成墓になります。
明日早速、留保している4軒に通知して、希望するかを尋ねます。
同時に、既存の墓地からここに移りたいという家があるかも調べます。
これが済んでからなので、一般募集できても、3月以降になりそうです。
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今日、梅が開花しているのを見つけました。
上を撮ったのと同じカメラで撮ろうとしたけれども、ピントが合いません。
もう1台を取りに行って試したけれど、やはりダメでした。
被写体によっては、自動ピントは働かないことが分かりました。
どこかに手動でピント合わせができるカメラがあるので、探して見つかったら、明日、紹介します。
ところで、1月13日の梅の開花は、私の経験では、早からず、遅からずです。
2019年1月12日(土)
・今日偶然、インターネットで「僧康勝」という文字を見つけました。
六波羅蜜寺の空也上人像の体内に墨書されているそうです。
康勝とは運慶の四男で、その作品が国宝にも指定されているほどの仏師で、空也上人像も康勝の作とされ、重文に指定されています。
「僧」は当時の仏師が多く用いた肩書きだそうなので、蓮台寺の本尊の「僧阿念」の墨書も「阿念」という仏師の作という可能性を秘めています。
でもいくら調べても、「阿念」という仏師は見つかりません。
専門家の見立てでは、他に類例のない作風だというので、大げさかもしれないけれど、埋もれていた美術史のページを開くきっかけになるかもしれません。
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夕方、新しいタイプの家族墓Ⅳが完成しました。
全部で6基です。
明日写真を紹介しますが、とてもおしゃれな墓です。
ただ、4軒の申し込みを留保しているので、その全部が希望すれば残りは2基で、それもまずは、檀徒で墓地の移転を望む家を優先するので、新規の入檀は可能性が低いです。
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境内の水道は、モーターで井戸水をくみ上げています。
そのモーターが不調で、昨日は断水になりました。
こういう場合の対応は経験済みなので、直ぐに直しましたが、今日は2度も止まりました。
だましだまし使っても、もう限界と諦めて、夕方新しいモーターを注文しました。
ただし、交換までには数日かかります。
だから、日曜日の明日は墓参も多いのに水は確実に止まってしまうので、それに備えて一日中、近くで庭いじりをして過ごします。
天気がよければいいのですが。
2019年1月11日(金)
・昼過ぎに、ハマソウ社長が迎えに来ました。
福祉葬なので、直接火葬場へ向かうと思っていたのですが、到着したのはハマソウ会館。
入り口には、故人の名前を記した看板が立っていました。
中に入ると、棺は花で飾られた祭壇の前に安置されて、列席する親族のために、お別れ式の時間もとってあるとのことでした。
それならばと、急遽予定を変更し、その場で戒名授与式をおこないました。
読経のあと、用意された切り花を棺に手向けて式を終えました。
これなら、火葬式でなく、立派な1日葬です。
尋ねたら、これがハマソウでの火葬式の標準だそうです。

参列されたおふたりの親族は湘南地区の方で、火葬場での待ち時間にたっぷりと話が出来ました。
そのうちのおひとりは、3年前に湘和で葬儀をやり、相当の出費をされたそうです。
「眼の前で天ぷらを揚げたり、お寿司を握ったりでねえ。」
それでも、ご自身は互助会の会員だというので、私は退会を勧めました。
「でも、代わりの葬儀社がわからない。」と言われたので、早速情報を集めて知らせることにしました。
納骨まで見届けたおふたりは蓮台寺が気に入ったようなので、きっと私の意見を聞いてくれて広めてくれると思います。
2019年1月10日(木)
・右は、初めて写真を公表する「水子の墓」です。
この墓は、埋葬に困っている若者達がいるという話を佐々木氏から聞いて昨年造ったもので、この存在は檀徒でも殆どが知リません。
まだ、佐々木氏の紹介による一体しか埋葬されていませんが、佐々木氏によると若いカップルはちょくちょくお参りに来ているそうです。
供えられている黄色い花は、おそらく彼らのものでしょう。

「ねむ」の裏には2年前に亡くなった私の叔母の名前が刻字されています。
この墓は、叔母の寺への寄進で造ったからで、写真を公表する気になったのも、昨日が叔母の3回忌だったからです。
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朝起きて直ぐに、昨日の夕方の続きをおこないました。
54本に荷札を付けておいたので、あとは、荷札を付けなくともたやすく数えられて、階段下の境内の株数は94であることが分かりました。
これで昨日付けた荷札の役割は終わったので、取り外して東斜面に使います。
2019年1月9日(水)
・今日、荷札が届きました。
とりあえず、通し番号を100まで書いて、東斜面を除く境内のアジサイに取り付け始めました。
始めた時間が遅く、54番目を付けたところで続けるのが危険なくらいに暗くなって止めましたが、まだ30株は残っていそうなので、思っていた以上に数が多いことが分かりました。
東斜面は元気な人たちに任せようと思っていたけれど、今日の作業で、早く結果が知りたくなり、自分で始めるかもしれません。
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今日、神静民報と「数字広告」の打ち合わせをしました。
2月号に年1回の葬儀特集があるそうなので、そこに載せることにし、レイアウトしてもらうことになりました。
それまでに、希望者に配布する完璧な資料を作ろうと思い、早速作業を開始しました。
資料作りは前から考えていたことだけれど、なかなか実行に移せませんでした。
しかし、「数字広告」を出すからには完成させなければならないので、よいきっかけになりました。
もう1つ、この広告がきっかけで、一阿の墓のロッカー式版のアイディアを思いつきました。
当面、「葬儀と墓のセット」の希望者には一阿の墓で対応しますが、数が多くなれば新墓地建設に着手します。
2019年1月8日(火)
・まずは、次の「数字広告」を神静民報に載せてみようと思います。
明日、見積もりをとってもらうことになりました。
複数回載せてみて、その反応を見て、葬儀説明会を開くことにします。
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良識の葬儀

私たち良識の葬儀グループは、西湘地区で当たり前のように行われている過剰接待葬儀を止め、無駄のない上品な葬儀をおこないます。

・施行例(金額は全て税込み価格)
    1日葬(参列者20名)  2日葬(親族30名、一般30名) 
 葬儀施行費    355,320円
(マイクロバスを含む)
 491,040円
(マイクロバスを含む)
 返礼品代    43,200円(2160円×20)  129,600円 (2160円×60)
 通夜料理代  0  70,800円
( 飲み物代を含む30人分
ひとり当たり2360円)
  忌中弁当代  47,200円
( 飲み物代を含む20人分
ひとり当たり2360円)
 70,800円
( 飲み物代を含む30人分
ひとり当たり2360円)
 総費用  445,720円   762,240円

・返礼品と食事についてはご希望に応じて更に低価格のものを用意いたします。

・墓地のない方には読経、戒名授与、納骨・永代供養をセットにした葬儀も行います。

  読経・戒名授与 納骨・永代供養 備考 
ケース1  10万円  無料  2年間骨壺のまま合同墓に安置し、その後は合祀墓に合祀
ケース2  10万円 墓地契約料15万円   ロッカー式墓地で
年会費5千円、限定35基

 詳細をご希望の方は、下記にご連絡ください。資料を送らせていただきます。
  0465-87- 5722

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昨日、ヨドバシカメラに荷札900枚を注文しました。
通し番号を付けて、アジサイ1株ずつにくくり付けます。
同じようなことを前にもやりましたが、改めて数をはっきりさせたくなりました。
ただし、私には当時の体力がないので、通し番号は用意しますが、くくり付けは4月の最初の境内清掃でお願いしようと思います。
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今日、ハマソウからゆうの墓への納骨を依頼されて引き受けました。
他市町村の生活保護者だそうです。
火葬は11日で、その日は他に予定がないので、荼毘と収骨に立ち会うことにしました。
2019年1月7日(月)
・夕方、熊野社を閉めにいったら、幕が取り外されているのに気がつきました。
暮れと正月、春の彼岸、お盆、秋の彼岸の年4回と、例えばご本尊公開のような臨時のイベントにも、必ず、山門幕、熊野社幕、本堂幕が張られ、駐車場には五色の吹き流しがたなびきます。
ありがたいことに、この作業は全て維持会役員が担ってくれています。
昨年暮れには、いつものように私が知らないうちに、幕だけでなく正月飾りも4カ所に飾られましたが、今日もいつものように私の知らないうちに片付けられていました。
だから、戒名一律や葬儀料の数式化などの新しい決め事も、私がいなくなったあとにも、皆さんが引き継いでくれると安心しています。

この2年間、私は東斜面に登っていません。
今は500本近くあるアジサイも、そのおよそ半分は私が植えたのですが、それを引き継いでくれる人たちが出てきて次第に足が遠のき、ついには登らなくなりました。
ただし、今でも皆さんが手入れを続けてくれていて、だんだんと見栄えがよくなっています。
昨年は、河津桜も植えられました。
こちらは、私がいなくなる前に、咲き誇る姿を見せてもらいたいものです。
2019年1月6日(日)
・3年前の1月、葬儀を依頼した非檀家の家が、葬儀直後にロッカー式墓地を契約し入檀しました。
墓地がないままに家族に不幸があった場合のよくあるケースで、その家も同じと思っていましたが、昨日、その親戚から思いがけない話を聞きました。
既にその家は霊園に170万円かけて墓地を確保してあったのに、その墓地を捨てて、ロッカー式を選んだというのです。
後継者などの問題があったようですが、そういう事情は霊園に墓地を求める段階で分かっていたはずなので、その家の墓地に対する考え方が変わったというのが一番大きい原因と思われます。

10年前、私の姉夫婦が墓地を求めに来ました。
私はその当時では一番小さい家族墓Ⅰを勧めたのですが、昔の観念にこだわった姉たちは、当時では一番広かった1坪墓地を契約しました。
しかしロッカー式が出来た今は、「これ(ロッカー式)でもよかった。」と考えが変わっています。

ロッカー式墓地を作った張本人の私でさえ、住職になりたての頃は、墓地事情がこんなに大きく変わるとは思ってもいませんでした。
それが今は、檀徒を含めて、墓地に対する意識が「簡素化」へと広がりを見せています。
この傾向を受けて、そんなに遠くない将来、現時点では思いも付かない新スタイルの墓地が蓮台寺境内に出現するような気がしてなりません。
2019年1月5日(土)
・午前中、2年前に入檀した家の奥さんが訪ねてきて、月末に手術をするので祈祷して欲しいと申されました。
その際、彼女から善い話を聞きました。
昨年末に、その家は家族墓Ⅲに墓石を建てましたが、その完成をご夫婦で見に来て私と会った途端、今まで殆ど聞こえなかったご主人の耳が聞こえるようになり、今でもその状態は続いているそうです。
「耳の中で、ポンという音がして聞こえるようになったようです。」

ご婦人は、私と会ったからよくなったと申していましたが、私は、墓が完成して安堵したことが聴覚改善の理由と思っています。
でも、私のお陰と信じている彼女だから、明日入魂する熊野権現札は、彼女を強力に支えることになるでしょう。
理由はともかく、これで、人間の体が精神に大きく作用されることの実例がまたひとつ増えたことになります。
2019年1月4日(金)
・今年の正月は、私にとって今までで一番善い正月でした。
年始の挨拶をせずに済んだからです。

山梨にいた頃も、私は正月は必ず4日まで寺にいました。
元旦から3日までは年始客に応対し、4日は年始回りをするのが私に課せられた役目だったからです。
お彼岸やお盆に訪れる檀徒には妻たち女性陣が応対していましたが、正月だけは男でなければいけないと言われて務めましたが、正直言って苦痛でした。
それでも、20年間続けたので少しは慣れましたが、最後まで重荷であることに変わりはありませんでした。
4日の年始回りも、義務感だけでこなしてきました。

ところが数年前に「付け届け」を廃止してから、様子は一変しました。
当然のことながら、それを機に年始客は激減し、更に「付け届け」の返礼として行っていた年始回りも取りやめたからです。
ただし最初は趣旨が徹底せず、従来と同じように「付け届け」を持参する年始客がいたので、これには私が応対していましたが、説得することにより次第に数が減り、とうとう今年の三が日は全てを妻に任せられるくらいになりました。

付け届けも含めて「今までの方がよい」という檀徒もいますが、付け届けを廃止してから急に入檀が増えたことを考えれば、この変更は時代に合っていたと思っています。
何よりも、私が楽になったことは大変いいことでした。
2019年1月3日(木)
・昨年11月23,24日に解体した本尊を公開した際に、西湘地区の葬儀を憂う私の文とイヨダ、小田セレ、門松葬祭のパンフレットを同封した角2封筒を蓮台寺ホールに置き、自由に持ち帰ってもらうようにしました。
封筒の表には、「葬儀を変えましょう 良識の葬儀代表 蓮台寺住職 吉川晃」と書き、責任の所在を明確にしました。
ただし参加者の殆どは直接本堂に向かい、ホールに立ち寄る人は少なかったので、折角作ってもらったパンフレットも多くが余ってしまいました。
そこで引き続きその封筒を山門に置き、「住職のメッセージです。自由にお取りください。」の張り紙をしておきました。
すると今日までに、150部が持ち帰られました。

封筒に、葬儀パンフレットだけでなく私の文章を入れたのには意味があります。
そこで私が強調したのは、3社の推薦でなく、ダメ葬儀社のダメさ振りで、葬儀社の固有名詞もはっきりと書きました。
私が目指すのは、特定の葬儀社の業績を伸ばすことでなく、葬儀の現状を変えることなので当然と言えますが、ダメ葬儀社を明示したことには特別の意図があります。

人が善い評判と悪い評判を聞いたとき、どちらに影響されやすいかと言えば、圧倒的に悪い評判の方です。
例えば、悪い評判がたった病院があれば、その評判の真偽にかかわらず誰もが尻込みしてしまうはずですが、善い評判に対しては余程の確証がなければなかなか信用しません。
葬儀社に対しても同じです。
私は文章の中で、実態調査を踏まえてダメ葬儀社のダメぶりを「論理的」に指摘しているので、「噂レベル」の評判よりもはるかに影響を与えるはずです。
だから、私の文を読んだ人は、ほぼ100パーセントがダメ葬儀社に疑問を持ち、ではどうすれば善いかの対案を考えるはずです。
今回の封筒には、まさしくその対案が載ったパンフレットが同封されているので、その効果はパンフレットだけの場合よりもずっと大きいと考えます。
私は葬儀や法事でも、ダメ葬儀社の名前を挙げるので、その悪い評判は静かに広まり、人々はそこから離れ、良識の葬儀社へ向かうでしょう。
昨日、私が側面から強力に応援すると書いたのはこのことです。
2019年1月2日(水)
・昨年私が行った最初の葬儀はひたちなか市の一日葬でした。
参列者は亡くなられた方の親族6人だけで、典型的な家族葬でした。
それでも、あとで送られてきた明細書には、葬儀料は100万円になっていました。
火葬場で、私を含めて7人が食事をしましたが、それ以外の費用は全て施行費で、蓮台寺の標準葬儀の2倍以上でした。

もし、事前相談があれば別の選択を勧めたのですが、遺族は私が当地に赴ないと思っていて、第一報では「こちらの時宗のお寺を紹介してください。」と言ったくらいなので、全てが決まったあとで私への連絡になりました。
ただし、その家は経済的余裕があり故人への思いも強かったので、そうなったのだと思います。

この1軒を除く他の27軒では、次の原則に則った葬儀が行われました。
1.葬儀施行費は、「小さなお葬式」並にする。
2.返礼品代と食事代を合わせて、「余分返し」にならないようにする。

葬儀マンでない私には、葬儀施行費の妥当な額を云々する資格はないけれど、次のようには判断できます。
「小さなお葬式」に加盟している葬儀社は、2割近くの紹介料を払っているといわれているので、「小さなお葬式」を通さずに直接依頼する家に同じ価格で施行すれば、最低でも紹介料分の利益が得られるはずなので、この価格には合理的な裏付けがあるはずです。
この頃、「小さなお葬式」に加盟していない葬儀社が、次々と「小さなお葬式」と同じ価格を打ち出してきているのはその合理性の証であり、これは「標準価格」になりつつあると思います。
だから項目1は、もう特別のことではなく、そうでない葬儀社はいずれ淘汰されると思います。
但し項目2については、項目1を打ち出している葬儀社でも、返礼品や食事の欄を見ると、相変わらずの「余分返し」のままです。
これでは、弔問客が増えるほど赤字になるという「葬儀の悲劇」はなくなりません。
ただし、悲劇がなくなることを望んでいる人は圧倒的に多いはずなので、早くこれに気付いて項目2を打ち出してくれる葬儀社が増えることを私は願っています。

以上を踏まえて、昨年の葬儀社別葬儀軒数を表示します。

  本堂 会館 
 イヨダ
 小田原セレモニーホール
 門松葬祭 11
 小田原市民葬祭
 その他
 計 17 11

蓮台寺の場合、葬儀が発生するとまずは寺に連絡する場合が多く、それを受けて、昨年も私が葬儀社を選ぶことが半数以上でした。
門松葬祭の件数が多かったのは、出来たての門松葬祭が育つことが西湘地区の葬儀のためになると考えたからです。
イヨダと小田原セレモニーホールは、上述の項目1と項目2を実践してくれる葬儀社なので、今は、側面から強力に応援しています。
2019年1月1日(火)
・先日の葬儀で出た返礼品は131個で、この頃にしては多い数です。
それだけ弔問客も多かったはずで、最大で25台しか駐められない蓮台寺駐車場の状態はどうだったかが気になっていました。
今日、通夜式で交通整理してくれた仲間にそのことを尋ねたら、やはり開式前後の15分間は大混雑したそうです。

これを解決するには、駐車スペースを増やすのもひとつの案です。
例えば、今の貸し駐車場を全てキャンセルすれば、倍のスペースが生まれます。
但し、借りている人は困るでしょうし、寺の収入も減ります。
一年に1度か2度の15分間のために、そんなことをすれば物笑いの種です。

だから、駐車スペースが足りなくなる恐れのある葬儀には本堂を使わないのもひとつの案です。
幸い今は、広い駐車場を持つイヨダと小田セレが協力してくれるので、どちらかの会館を選んでもらおうと思います。

もうひとつの案は、葬儀で車を使う事への意識改革です。
滅多にないことなので、葬儀のときくらいマイカーを使わないで、徒歩かタクシーを使う習慣が広まればよいと私は考えています。
今は、殆どの人が葬儀会場には、駐車場が用意されているのが当たり前と思っているでしょうが、駐車スペースを確保するには相当の費用が必要です。
駐車場の維持費だけでなく交通整理の人件費もかかるからです。
当然、それは葬儀料に跳ね返ります。

だから本堂で葬儀を行うことを望むならば、蓮台寺は国府津駅から約1kmなので、参列者は徒歩かタクシーを使ってもらうようにすればよいのです。
先日、私は中学の同級生の通夜式列席のために中里のイヨダ会館に徒歩で向かいました。
それを見つけた檀家さんが行きは車で送ってくれましたが、帰りは徒歩でした。
マイカーを持たない私はこうするより外なかったのですが、自分の考えを実践する気持ちもありました。

ただし、これから葬儀が発生した場合、「葬儀で車を使わない」という私の考えが直ぐに徹底できないこともあるでしょう。
だからそのときは会館を使ってもらいます。
その代わり、本堂での葬儀よりも割高になることは覚悟してもらいます。
その覚悟が出来ずに、やはり本堂にこだわるならば、今までは寺がサービスで行っていた交通整理を遺族に行ってもらい、寺も葬儀社も責任は一切負わないことにしようと思います。

私は「遺族ファースト」を掲げていますが、それは業者の利益よりも遺族の利益を優先するという意味で、遺族の要望を何でも叶えてやるということではありません。
今私が問題にしている「余分返し」の底にあるのは、葬儀社自身の利益の外に、仲間の業者への配慮があると思っています。
高額の返礼品を勧めるのはそれを扱う業者のため、高額な料理を勧めるのはケータリング業者のためという意識が葬儀マンに働いているように思えてならないのです。
私はその対極として「遺族ファースト」を掲げたのであって、遺族の言うことを丸呑みにしようとしたのではありません。

昨日の明細では、返礼品はひとり当たり1800円、料理は通夜振る舞いと忌中払いを併せて3300円でしたが、これぞまさしく、「業者ファースト」でなく「遺族ファースト」で、良識の葬儀が目指すところです。