蓮台寺の墓
葬儀改革に伴い、今までにはなかった新しいタイプの墓地が造られてきました。 嘗て墓地は土葬を前提としていたので、最低でも1坪の広さがありましたが、火葬になった今、墓は骨壺が収容できるスペースがあればよいという考えに立ち、新しく造るたびに墓地の広さは狭い方へと進みました。 その結果、たどり着いたのが ロッカー式墓地 です。 ところで、蓮台寺の古い墓地には非常に広いもの(最大で20坪)がいくつかありますが、そういう墓地と新設された0.5坪以下の墓地との間に、管理費(葬儀料、維持会費、長期積立金)に差がないという不公平があったので、現在は「墓地面積率」という概念を導入して、管理費の半分を共通負担、他の半分は墓地面積に応じた負担と改めました。 この考えは、おそらく「日本初」で、これが世間の安心を呼び、寺離れの風潮にもかかわらず蓮台寺への入檀が続いている理由の1つだと思います。 なお、納骨スペースの小さい墓地が可能になったのは、それに先立って、合祀の墓「一諸堂」を建設してあったからです。 このコーナーでは、墓地面積率、一諸堂と共に、住職お勧めのロッカー式墓地など新しい墓地を紹介します。 |
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俱の墓 | |
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・おわりに 蓮台寺には、ロッカー式墓地以外にも空き墓地があるけれど、敢えてこれには触れませんでした。 理由は、空き墓地の数が少ないことと、将来的に見ると、ロッカー式墓地の方が圧倒的に有利と思えるからです。 だから、墓を求めに来た人には、まずはロッカー式を勧めています。 それでも、ロッカー式が嫌だという人には、まずは他所に墓を求めてもらうことにしています。 但し、従来の墓地にも必ず「空き」が出てくるので、それまで待ってもらうことは可能です。 墓地をお求めの方は、まずはご来院して、住職の説明をお聞きください。 |